第39回日本臨床栄養学会総会・第38回日本臨床栄養協会総会 第15回大連合大会の告知サイトです
会長挨拶

第39回日本臨床栄養学会総会開催にあたって

ご挨拶

第39回日本臨床栄養学会総会
会長横手 幸太郎

第39回日本臨床栄養学会総会を、日本臨床栄養協会会長久保明先生とともに第15回連合大会として開催させて頂くことになりました。
大会テーマは、「NEWトリッション~超高齢社会における臨床栄養学の展開~」としました。戦後の復興から高度成長期を経て、わが国における栄養事情は大きく変遷しています。その結果、国民の体格や体力が向上、感染症のリスク低下をもたらし、平均寿命の大きな延伸につながりました。一方、生活習慣の欧米化は、糖尿病や脂質異常症などいわゆる生活習慣病の増加を招き、心血管疾患の予防と治療の重要性が増しています。研究面では、カロリー制限に伴う寿命延長の機序や腸内細菌叢と代謝・炎症など、栄養と密接に関わる研究上の新知見が相次いでいます。そして、超高齢社会を迎えた今日では、75歳以上の人口が著増し、サルコペニアやフレイルといった高齢者に特有の新たな概念も生まれました。すなわち、要介護や寝たきりを防ぎ、文字通りの健康長寿を実現するためにどのような栄養が必要か?という視点も今後は重要となるでしょう。
このように、従来の疾病治療と予防に加え、健康増進や機能強化・保持という幅広い分野に、今後、栄養学が貢献できる新たな可能性を感じます。本総会が、臨床栄養学に携わる皆様の積極的な情報交換を通じ、NEWトリッション/新しい栄養の世界の扉を開く機会となることを願っています。そのために、鋭意準備を進めて参る所存ですので、ご支援・ご指導を賜わりますよう何とぞよろしくお願い申し上げます。

第38回日本臨床栄養協会総会開催にあたって

ご挨拶

第38回日本臨床栄養協会総会
会長久保 明

第38回日本臨床栄養協会総会を、日本臨床栄養学会会長 横手幸太郎 教授とともに 第15回大連合大会として開催させて頂きます。
大会のテーマは「NEWトリッション ~ 超高齢社会における臨床栄養学の展開 ~」です。
爆発的な情報拡大とIoT(インターネット オブ シングス)の拡充によって食や栄養に関する“知”は時として先鋭化します。“これだけ食べていれば(止めれば)健康になる”といったスローガンが独り歩きすることが見受けられ、専門家でも戸惑うことが少なくありません。
この大連合大会では“食べる”という生活基盤に新しい知見を入れ込み、知と実践の出会いの場にしようと企図しました。細分化された専門的な知‐情報を統合し、メディアに流される情報も正確に判断し、今日からの現場で実践できるものにしよう!そんな心意気を“NEWトリッション”というフレーズから感じ取って頂ければ幸いです。
超高齢社会における健康・医療を巡って課題の解決には栄養・薬学・医学、さらには介護・健康スポーツ・リハビリテーションなど幅広い領域の提携とチームアプローチが必要です。ぜひ、幕張を皆様の新しい出発の地にして頂ければと存じます。

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