第9回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会の告知サイトです
ご挨拶
ご挨拶

第9回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会
大会長竹村 洋典
三重大学大学院医学系研究科家庭医療学・医学部附属病院総合診療科 教授

 本学会はこれまで家庭医療専門医を育成し、プライマリ・ケアの発展に寄与してまいりました。それが今では国によって「総合診療医」や「総合診療専門医」が定義されるようになり、多職種連携、地域包括ケアなどと共にプライマリ・ケアが再度、見直されつつあります。ここでこれまでの学会主導のプライマリ・ケアから離れ、原点に立ち返って「日本におけるプライマリ・ケア」を眺めてみましょう。いまさら、という内容が多いかもしれませんが、今がプライマリ・ケアの変換点、新しく仲間になる人々も多く、そのニーズは大きいと思います。

 特に2018年は総合診療を目指す若い力がますます大きくなるかもしれません。近年、地域で活躍する薬剤師や看護師においても様々な取り組みがなされています。新たなプライマリ・ケアを構築できる絶好の年といえます。これまでのプライマリ・ケアを参考にしつつも、未来にも機能する新たなプライマリ・ケアを果敢に創造していく必要があります。そのために参考とすべき内容がこの三重県における学術大会には十分に盛り込んであります。

 また、これまで米国やヨーロッパ等の家庭医療/総合診療から学ぶ姿勢が大きかったのですが、日本のニーズに合ったプライマリ・ケアの在り方も注視する必要があるでしょう。特にアジア・大洋州においてしかるべき貢献をすべき日本のプライマリ・ケア。どのような立ち位置で我々が今後の日本のプライマリ・ケアを構築していくか、欧米のそれを参考にしつつも、アジアの視点から再考してみましょう。

 三重県は日本の原点ともいえます。その文化がそこここでそのまま生かされています。伊勢神宮はいまだ、以前と同じ美しい輝きを保っています。以前と変わらぬ美しい自然がそこここに残っています。この地で「日本プライマリ・ケアの再出発」を皆で考えてみましょう。必ずやあなたにとって、そしてあなたの住む地域の人々にユニークで魅力的なプライマリ・ケアが見つけられることでしょう。三重で皆様と語り合えることを心より楽しみにしております。

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