第25回日本精神科救急学会学術総会
金沢大学医薬保健学総合研究科精神行動科学分野
第25回日本精神科救急学会学術総会を、2017年(平成29年)11月2日(木)・3日(金)の2日間にわたり金沢市で開催できることを、副会長の松原三郎先生と北村立先生ともども大変光栄に思っております。伝統ある学会で、同志の皆様方と集い交流させて頂くことは、私にとってもこの上ない喜びでございます。
今回のテーマは、総合医療の中の精神科救急、とさせて頂きました。私の勤務する大学病院には専任の救急部があり、結果、一般救急医療での要精神科対応例が多数受診されます。また精神科救急医療においても、身体合併症対応は、最も重要かつ困難な問題と感じております。歴史的にやや孤立傾向があった精神科医療が、ここにきて総合医療の中での存在意義を大幅にアップしている、昨今の時代背景もございます。
当然ですが、精神科救急医療が扱うその他の多くの諸問題について、今回も大いに取り上げて頂ければ幸いです。
古都金沢は、手前味噌で恐縮ですが、他の街にない伝統と文化の味わいがございます。さらに衣食住の自然環境に恵まれており、この機会にぜひ、金沢の風情を御堪能頂ければ幸いです。金沢は冬場の天候に恵まれないのが最大の難点ですが、11月初旬は天候も良く、花の彩り、食の味わい、町のたたずまいも、他の季節に劣らず金沢らしさが満載でございます。
最後に、学会運営に関する参加の皆様の御協力御支援を、改めてお願い申し上げます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。